VOL.001 YUJI
Date:2012-08-08
――キックボクシング歴は？
んーとねぇ、キックボクシングは意外と長いなあ。
35才くらいから(今の道場に）入って、それで今57才だから。
そのまえに、僕ボクシングやってたんですよ、高校時代。
それもあって打撃系が好きで、建武館に入ったんです。
パンチだったら負けないなと思ってたから。
――そうなんですね、では結構長いですね。
35才くらいから○○ジムの大会とかに出てたんです。
3～4年で7戦くらいは試合に出てたかな？
ただ35才以上になるとなかなか出られるような試合もなかったし、
ずっと道場には行っていましたけど10年間くらいは試合には出ていませんでしたね。
そしたらたまたま建武館の館長に『ナイスミドルっていうのがあるよ』と教えてもらって、それから一回観に行ったんですね。
――ではナイスミドルに出場したきっかけというのはすすめられて観にいったというのが最初だったんですね。
そう。それで観に行ったら、すごかった。リングの上にあんな風にのぼれるとは思わないから、この年で。
だから『一度は！』と思って出場したんです。
55才の時かな？うん、55だ。
●YUJIさん初参戦の写真、高橋義博選手と対戦 2010年5月 NICE MIDDLE6 より
高橋さん(“年齢への挑戦者”、高橋義博選手)と対戦したのが初めてで二年前だから、55才からナイスミドルを始めました。
そうしたら今度はベルトが賭かってくるということになったから、それだったらベルト獲るまではやろうかな、と思って今までになっちゃったかな。
――リングに上がるまえの心境は？
アガりはしないですね。
出れば勝つ！！という頭で出てますから。年はいっててもあんなやつには負けないよ！ぐらいの気持ちでやってますから、緊張はしないなあ。
でもやっぱりね、勝ちたいから、焦る。
相手を見ないで自分ひとりで闘かっちゃってる・・・
もうちょい余裕があればもっといい試合できるんですけどね。
やっぱり余裕はないんです。
――リングに上がる前は緊張されてないとのことですが、では試合前の控え室や前日も？
全然緊張してないですね(笑）
でもね、今回はベルトが賭かってるから
多少は緊張・・というか胸がドキドキ、ドキドキしてますね。(※この取材は8/5以前に行われた）
今回対戦する相手、渡部さん(“戦うメタルギタリスト”、渡部善孝選手）はウチの道場の子が今までに2人対戦してるんですよ。
だからもうだいたいどんな選手かなってのは分かってるんですけど、やっぱり今までの試合とは違う。
ドキドキドキドキしてますね。
――では今回は特別という感じですね。
うん、最後のチャンスだからね。